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1997年、トヨタのプリウスが発売となって世の中にハイブリッド車が登場して20年以上、始めはその性能に懐疑的だった多くのハイブリッド車も、東日本大震災やガソリン価格の高騰の後押しを受けて、今では新車のラインナップには欠かせない存在になりました。
これまで、ハイブリッド機能に頼ることなく独自のエンジンコントロール技術「SKY・Active」で驚くべき低燃費を実現して世の中を驚かせてきたマツダから、ついに「アクセラ・ハイブリッド」が発売となりました。
「SKY・Active」の軽やかな走りと軽快な運動量はそのままに、ハイブリッド機能でどこまで進化したのか?
そんなアクセラハイブリッドの実力に迫ります。

目次

「アクセラハイブリッドのハイブリッドはどんな仕組み」

引用:https://imgcp.aacdn.jp/imga/800/auto/aa/gm/article/4/4/0/2/4/1/allabout25.jpg

アクセラを始め多くの車に搭載されるようになったハイブリッド機構ですが、実際どのような仕組みなのでしょうか。
燃費を語るうえで欠かせない、ハイブリッドの仕組みとその違いを簡単にご説明します。
「ハイブリッドとは、二つ以上の組み合わせ」
ハイブリッドの意味は二つ以上の物の組み合わせという意味です。
車でいえば、内燃機関以外の動力を持っていてそのどちらでも走れる車ということになります。
ガソリンと電気はもちろん、ガソリンと風力の組み合わせでもハイブリッドです。極端に考えればガソリンと馬や人力でも立派な(?)ハイブリッドです。
「同じハイブリッドで何が違う?」
当然、ここでお話しする「ハイブリッド」はガソリンと電気の両方で走行する車の事です。
では同じガソリンと電気のハイブリッドで一体どんな違いがあるのでしょうか?
答えはその電気の使うタイミングにあります。

 電気だけで走行する時間があるハイブリッド

この機構のハイブリッドは、普通車では最も一般的でアクセラハイブリッドもこの方式です。
利点は街中のだらだら走行が多い時などには、ほとんどガソリンを消費せず走行できます。
その分、多くの電気を蓄える必要があるのでバッテリーが大きくなるという欠点もあります。

走り出しはガソリンを電気でアシスト

この仕組みは小型車を中心に搭載が進んでいます。
小型車の小さなエンジンの場合、どうしても動き出しに大きな力を必要とします。
その時のアシストをメインとして電気を使っています。
小型車の小さなボディでも収まる小さめのモーターとバッテリーで構成できる点も小型車に支持されている点です。

「アクセラハイブリッドの燃費は?

引用:https://media.istockphoto.com/vectors/happy-hybrid-car-vector-id135455900

それでは本題のアクセラハイブリッドの燃費についてです。
アクセラハイブリッドのカタログ上の燃費はJOC8モードで30.8Kmとなっています。
(JOC8モードとは以前に採用されていた燃費基準の10・15モードをより実際の走行に近い条件でシュミレーションするための、測定方法です。)
ちなみに同じ条件でカタログ値を比較すると最も低燃費な車は「TOYOTA」の新型プリウスで「JOC8モード40.8Km」となります。その差はガソリン1ℓ当たり10Kmにもなります。
(ただしプリウスの値は燃費に特化した一部グレードの数値になります)

「カタログでは比較できない本当の燃費とは」
では、アクセラハイブリッドを新車で購入すればいつでもカタログ通りに30.8Kmの燃費を維持してくれるのでしょうか?
答えは「No!」です。
いくらJOC8モードが実際の運転環境に近くなったとはいえ、「暖気が考慮されない」「実際の住んでいる町は坂道だらけ」など、実際の走行ではカタログ通りの燃費を維持することは不可能です!
では実際にはどの程度の燃費で走行できるのでしょうか?
実際の走行で得られる燃費データは、その車の使用環境によって大きく変化します。
その為、燃費の比較は極めて難しい問題です。
ここでは、インターネットの燃費投稿サイトの数値を基に実際にアクレラハイブリッドがどの程度低燃費なのか?を探ってみたいと思います。

「アクセラハイブリッドの本当の実力は?実燃費を大公開」
今回参考にした燃費比較サイトは「e-燃費」という比較サイトです。おそらく日本で一番の投稿数を誇る燃費比較サイトです。参考URL:https://e-nenpi.com/

「投稿数が多い=様々な実際の走行データが反映されている」ということになりますので、実際にアクレラハイブリッドを購入した際の実燃費に近いはずです。
「アクセラハイブリッドはハイブリッドの先駆者に勝てるのか・・・」

引用:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/11351

これは投稿されたアクセラハイブリッドの燃費をグラフにしたものです。
平均の実燃費は「20.62Km」となっています。
カタログ値が「30.8Km」ですので、約2/3まで落ち込んでいることになります。
原因は先ほどもお話ししましたが、JOC8モードと実際の走行条件の違いが実燃費を押し下げています。

続いてはこちら


引用:https://e-nenpi.com/enenpi/cartype/12575

こちらは同じ方式のハイブリッドを搭載したTOYOTAのプリウスのグラフです。
実燃費は「23.04Km」と少しだけ(?)アクセラハイブリッドより低燃費です。
では「3Kmの実燃費の差」を金額換算してみます。
1年間の走行距離が7000Kmだと仮定すると、アクセラハイブリッドの場合年間のガソリン使用量が約340ℓ、対するプリウスは約300ℓとなります。
ガソリン1ℓが135円だとすると、その差は5400円です。この金額を高いと感じるか否か・・・

「アクセラハイブリッドの実燃費・上には上が・・・」

ではアクセラハイブリッドの実力はどの程度評価できるものなのでしょうか?
ここからはランキング形式で見てきます。
実燃費No.1は「ホンダ インサイト」

引用:http://www.honda.co.jp/auto-archive/insight/2006/image-index/main.jpg

小柄なボディにコンパクトエンジン、見た目を犠牲に(?)してまで配置した

タイヤカバーなどの功績で、実燃費は驚異の「26.9Km」です。
ただ、アクセラハイブリッドととでは、そのコンセプトも車格も違いが大きくそのままでは比較対象としては難しい一面もあります。
1800・2000CCクラスセダンNo.1は「トヨタ プリウス」先ほども紹介したトヨタプリウスがクラス最高の実燃費を記録しています。
インサイトやビッツなどの小型車に比べ、ファミリーユースにも対応できるこのクラスでは、ダントツの燃費を誇ります。

ミニバンクラスNo.1は「トヨタ エクスファイア・ハイブリッド」

引用:https://pbs.twimg.com/media/B1MFoXNCMAAWVwe.jpg

実燃費は約17Km、さすがにこのクラスになると20Kmの壁は超えられない壁のようです。
アクセラハイブリッドはハイブリッド車全体としてはランキング「38位」でした。

同型クラスで比較すると、プリウス・カローラ・C-HR・アコードに次ぐ第5位です。

「アクセラハイブリッドの真価は燃費だけじゃない!実燃費以上に大切なものとは」

結果だけ見ると、ハイブリッド車としてはちょうど中間程度の燃費となったアクセラハイブリッド。
しかし、この車の本当の価値はカタログ燃費や実燃費だけでは語れません!
これまでもその脅威の燃焼効率とレスポンスで世の中を魅了してきた「Sky・Activeエンジン」その魅力を最大限に残しつつ取り入れられたハイブリッドシステム。
その組み合わせはこれまで「低燃費」という名の大義の下に犠牲にされてきた「運転する楽しさ」その車本来の楽しさを取り戻してくれる、画期的な1台です。
燃費はもちろん大切な課題ですが、カタログやサイトに掲載されている数値だけでなく、実際にその車に乗って、触って感じることのできるワクワクも、車選びの一つの基準としてみてください。
きっと最高のカーライフを満喫できるはずです。