アクセラスポーツの気になるディーゼル(15xd・ 22xd)評価を紹介！

発売からその先進のスタイルと最新技術を集結したアクセラスポーツシリーズ。

その中でもライバル他車にはないディーゼルエンジン搭載のラインナップは、アクセラスポーツの魅力を語るうえで欠かせない存在となっています。

商用車ベースとの印象の強いディーゼルエンジンを敢えてスポーツセダンである、アクセラスポーツに搭載したマツダの真意とは何だったのでしょうか？

アクセラスポーツディーゼルのラインナップ「１５ｘｄ」「２２ｘｄ」の魅力を、ユーザーの口コミ評価を交えてご紹介します。

 

アクセラスポーツディーゼルのラインナップは？

引用:http://www.mazda.co.jp/

まずは基本ラインナップのおさらいから。

アクセラスポーツディーゼルはおおきく分けてエンジンのサイズの違う２種類のラインナップが発売になっています。

「１．５リットルのディーゼルエンジンを搭載した１．５ｗｄ」

こちらはこれまでも同社の小型コンパクト車デミオなどにも搭載されていた、コンパクトディーゼルエンジン搭載モデルです。

コンパクトなボディに力強いディーゼルを搭載したことで、使い勝手の良さからも人気のモデルとなっています。

２．２リットルディーゼルエンジン搭載のハイエンドモデル２．２ｘｄ」

こちらは１．５ｘｄより大きな２．２リットルエンジンを搭載した本格スポーツモデルとなっており、アクセラスポーツではガソリンエンジン車以上に、人気のモデルとなっています。

さてそんなアクセラスポーツディーゼルの２つのエンジンラインナップですが、そこには両モデルに共通するマツダのこだわりがたくさん盛り込まれています。

「走る楽しさの追究」

アクセラスポーツディーゼルに限らず、現在のマツダ車の基本コンセプトは「走る楽しさ・運転して楽しい車」といったコンセプトに集約されています。

元々は国内唯一のロータリーエンジンの生産メーカーであったマツダが、その開発者魂を集結して開発したのが、アクセラスポーツディーゼルに搭載されている「新型クリーンディーゼル」です。

そのこだわりはエンジンの出力だけでなく、静粛性やハイレスポンスなど従来のディーゼルエンジンでは難しいとされた技術を詰め込んでいます。

そんなこだわりがユーザーの心をつかみ、高い評価につながっています。

続いては、そんなユーザーの生の声を基にアクセラスポーツディーゼルの高評価の礎となっている最新技術についてもご紹介します。

「アクセラスポーツディーゼル、高評価を支える最新技術とは？」

様々な評価のあるアクセラスポーツディーゼルですが、そのほとんどが肯定的な評価となっています。

コアなユーザーが多い車種なだけに、肯定的な意見が多くなる傾向は否定できません。

しかし、ここまで肯定的な評価が多い車種も近年では珍しいのではないでしょうか。

「燃費の良さ」

アクセラスポーツディーゼルに搭載の新型クリーンディーゼルエンジンは、元々低燃費であったディーゼルエンジンを、極限まで見直すことで今まで以上の低燃費を実現しています。

吸排気の効率化はもちろん、開発者曰く「ボルト一本まで」見直しを行い世界最高時水準の低燃費を実現しています。

ユーザーからは「高速道路などではカタログ値以上の燃費」などの声も多く聞かれています。

「ディーゼルらしからぬ静粛性」

こちらも多くのユーザーの評価を得ている点です。

本来はそのエンジン構造からどうしてもガソリン車と比較して

騒音が発生しやすいディーゼルエンジンですが、

アクセラスポーツディーゼルにではガソリン車並みの静粛性を実現しています。

先ほどの燃費にも関わってきますが、各部品の精度を大きく高めたことで

エンジンの稼働音は比例して小さくなりました。

また、現在のマツダ車のボディーコンセプトでもある

「スカイアクティブ技術」によって得られた高剛性のボディーは

ディーゼルエンジンの振動をしっかりと吸収し、

こちらも静粛性に一役かっています。

「素直なハンドリングとエンジンレスポンス」

マツダの掲げる「運転して楽しい車」を評価する声も多く聞かれます。

ディーゼルエンジンでは、その構造上ガソリン車ほどのハイレスポンスの実現は難しいといされていました。

しかしアクセラスポーツディーゼルに搭載の新型クリーンディーゼルでは、これまで困難とされてきたディーゼルエンジンのハイレスポンスを見事に実現しています。

自然発火を利用して爆発を得ているディーゼルエンジンでは、どうしても運転手のアクセルワークにエンジンが呼応するまでの、小さなタイムラグのようなものがありました。

これはディーゼルエンジンの宿命といわれているほど、そのコントロールは難しいものとされていましたが　新型クリーンディーゼルでは送り込む燃料を事前に加熱するなどの改良によって、ガソリン車並みのハイレスポンスを実現しています。

ちなみにこの「燃料を温める」という発想は、日本が開発したH2ロケットのロケットエンジンにも採用されている技術です。

また、ハンドリングについては先の「スカイアクティブコンセプト」によって開発された新型の車体を採用していることで、車体そのものよじれや歪が軽減されドライバーの意思に素直に反応する車に仕上がっています。

「総合的にバランスの良い車」

アクセラスポーツディーゼルの多くのユーザー評価のなかで　最も多い評価が「バランスがいい」といった評価です。

「静粛性」「運動性」「燃費」「価格」これらの要素をまんべんなく高次元で融合している点にユーザーの評価が集中しています。

もちろん性能面だけでなく、ユーザーフレンドリーに作り込まれた内装や、空力を最大限に発揮しながらも個性を主張する外観などすべてを含めた評価として、バランスがいいと評価されています。

車に限らず、この「バランスがいい」という評価は非常に高い評価の表れです。

デザイン最優先の製品はどうしても使い勝手が悪かったり、使い勝手は抜群でも価格が高すぎては購入する人は限られてしまい、結果として高いユーザー評価を受けることはできません。

製品を開発する際に、その辺りをバランスよく設計し現物化していくことは技術開発の中でも最も難しい作業です。

そういった意味で「バランスがいい車」というアクセラスポーツディーゼルの評価は、じつは最大のセールスポイントなのです。

「アクセラスポーツディーゼルの最大の魅力は？」

さて、アクセラスポーツディーゼルについてユーザー評価とその理由を探ってきましたが、その最大の魅力とは何なのでしょうか？

古くは孤高のローターリーエンジンの開発にはじまり、世の中が低燃費車の答えをハイブリッドや電気自動車に見出している中、マツダの車づくりは違った方向を見つめ続けてきました。

新しい先進の技術に頼ることなく、いつまでも車の原点である「運転して楽しい」を追い求める姿勢から生まれた新型クリーンディーゼルエンジン。

決して目新しさはないものの、そこに詰め込まれている技術の数々はどれも長い時間をかけて開発・熟成された価値の高いものばかりです。

時代に流されることなく、コンセプトを貫いて完成したアクセラスポーツディーゼルには、そうした技術がひっそりと詰め込まれています。

決して目立つ技術ではありませんが、丁寧に磨き上げられた多くの技術はたくさんのユーザーの高い評価となって表れています。

アクセラスポーツディーゼルの最大の魅力はそうした数多くの磨き抜かれた技術の結晶である点にあります。

「バランスのいい車」この言葉が、アクセラスポーツディーゼルの評価をものがたっています。